コンビニにて

レジ打ちのおにいさんが、「20代男性」のボタンを押してくれたのを見てほっとした。
自分はいつまで、そのボタンを押してもらえるのだろうか。
地元の小さい本屋で「成年コミック」を買ったとき、「年齢は?」と初老の店員に聞かれたのをふと思い出した。そのときはすでに19歳になっていたので自信をもって年齢を答えたのだが、当時はそんなわずらわしい質問に答えなければならないようなら、むしろ年齢が上に見られた方がうれしかったりしたものだが。